
ヨーガの起源はインダス文明(紀元前3000年〜1500年頃)にさかのぼるとも言われています。
yogaはyuj(結び付ける、くび木を懸ける)という動詞が名詞化したものです。
「ヨーガ」というサンスクリット語には「統合」とか「結合」の意味があります。
人と神さまとの結合、大いなるものとの結合、人間の意識と宇宙意識との
結合を意味し、そのことが、ヨーガの目的です。
またヨーガは心の作用を統御して、その結果、宇宙原理や悟りの智慧を体得
しようとする方法論でもあります。
大いなる存在を悟り、万物と一体となった状態に到達するために役立つと
考えられるすべての方法を「ヨーガ」といいます。 目的と方法論の二つのことを「ヨーガ」という一つの言葉で表しています。
伝統的なヨーガは四つに分類されます。
1・バクティ・ヨーガ
自己の放棄
「信仰の道」ともいわれ神様への愛に比べたら感覚の楽しみ(おいしい食事や音楽など)や、知性の喜びなどは影がうすいと思い,ひたすら神様への愛に生きる。
子供が母を求めるように神さまを求める。
*マザーテレサのような生き方
2・カルマ・ヨーガ
結果の放棄
カルマとはただ単に行為を意味します。
自分の行為の結果に対する思いに捉われない。見返りを求めない。
自分の果たすべき義務(父親だったら家族の扶養、戦士だったら戦争)をきちんと果たす。
3・ギアーナ(ジアーナ)・ヨーガ
この世の放棄(世俗)
哲学的な思索により真理に到達する。
この世をマーヤー(幻を創りだす力)が創った世界(迷妄、蜃気楼)とみる。
4・ラージャ・ヨーガ
自然の放棄
真の自己は肉体ではないと分かる事。一番身近な自然は自分の身体。
身体の痛みにまきこまれない、ふりまわされない。
お金の無いこと、または有りすぎることに振り回されない。
心をコントロールすること。
*ハタ・ヨーガ・・・ ラージャヨーガの準備段階としてのヨーガのことをいう
以上の四つのヨーガの一つでも極めれば、悟りに至れるといわれています。
今、流行のパワーヨーガや、ホットヨーガなどはラージャ・ヨーガの中に含まれる
準備段階としてのハタ・ヨーガのバリエーションです。
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